BUSINESSNINOMIYAの特長

最新設備と製造技術力

レーザータレットパンチプレス複合機/
ファイバーレーザー溶接機/自動金型交換機能付き
プレスブレーキ等の最新設備を整備し、
創業73年多業界の筐体をつくり続けてきた溶接技術、新たに習得した粉体塗装/ステンレス製品の洗浄/
筐体の配線組立技術等を保有する。
新規/変更/久々の製品に対しての工程設計に力を
入れています。

1.工程設計
弊社は、工程設計に力を入れています。お客様から頂く製品図面には、筐体製造に必要な情報がすべて記載されているわけではありません。例えば、お客様に満足いただける製品性能/品質/コストに対応できる溶接方法などです。弊社では、専任のエンジニアが、いただいた図面を3次元CADにて製品構造について調査分析します。必要に応じて、お客様とお打合せご提案させていただき、不明確な点や改善できる点を明らかにします。次に、製品品質/生産量/納期を考慮し、作業方法及び生産設備、治工具等を明確にするため工程設計シートを作成します。その際、標準作業時間及び各工程の製作/検査ポイント等も明示します。お客様の求められる製品品質を初回から不具合なく、よりスピーディに製作することを目的にしています。
2.最新設備
近年、精密板金業界は装置産業といわれています。高品質化/自動化等も進み、最新設備を導入できない会社は、高付加価値製品の新規受託は難しいとされています。弊社では、最新設備を定期的に導入するのはもちろんのこと、最新設備を取り扱うエンジニア教育に力を入れています。機械だけに頼らず各要素技術の基礎を抑え、理論と実践と兼ね備えた技術員が製作しています。設備一覧資料

お客様が開発された機械装置
つまり“お客様の技術”を“守る技術”が
私たちの強みです。

精密金属筐体

  • 半導体製造装置
  • 社会インフラ機器
  • 計測機器
  • 医療/環境試験機器
3.実績
  • 計測機器
  • 医療試験機器
  • 自動車試験装置
  • 光学試験機器
  • 厨房機器
  • 物流システム機器
  • 建設機械
  • 鉄道車両
  • サイン
  • 印刷機
  • 半導体製造装置
  • 工作機械
  • 通信機器(基地局等)
  • 食品機器
  • 金融機器(紙幣硬貨入出
    金機等)
  • 発電機
  • 省エネ機器
  • オフィス機器
  • ディスプレイ
  • (順不同)

品質/納期/原価管理力

ISO9001/14001:2015の認証取得取得、IOTを生産管理システムに活用し工場の見える化による納期管理を実現しています。
また、原価管理に力を入れており、これまでの実績データをベースに、適正価格の提示/根拠のある原価低減提案を得意としています。

1.トータル管理力
品質/納期/コスト、一つでも欠けていると、お取引いただいている優良メーカー様から継続的に受注をいただくことはできません。一項目ごとに活動するのではなく、リスクマネジメントの視点を入れながら、弊社独自の管理の仕組み(NINOMIYAMANAGEMENTSYSTEM:NMS)を構築しています。
2.生産情報の活用
生産管理ソフト及び社員全に配布しているiPad/iPod等を活用し、受注/図面/工程/工数/工程進捗/設備稼働/品質/出荷情報を一元管理し、納期遵守率向上や製造原価低減に役立てています。
3.品質向上の取組み
毎年、過去3年間のクレーム/社内不具合を分析し、製作工程内のリスク検証やリピート不良(主にポカミス)削減、ものづくりの基本となる5S活動に力を入れています。

社内一貫生産体制

自社内に、設計から
板金/溶接/表面処理前検査/塗装/洗浄/
部材ピッキング/配線組立(クリーンルーム有)/
出荷検査まで、
金属筐体製造の一貫生産体制を
構築しています。

1.工程設計
新規品/図訂品/久々の品については、加工方法の選択/内外製区分/生産能力/加工経路/レイアウト設計等を専任で行う製造技術グループが工程設計を行います。
2.CAMデータ/ネスティングシート作成
専任プログラマー3名、3DCADを中心に2D、紙図面データにも柔軟に対応。2019年4月にフィリピンマニラにCADCAMセンターを開設し、新規品等の受注変動に対応いたします。
3.工程管理
全社員がiPad/iPodを携帯し、進捗データを一元管理すると共に、全工程、主要マシンをNT化、生産管理ソフトと連動させることで、製品進捗/工数把握/トレーサビリティー/品質確認等に役立てています。
4.ブランク
材料自動搬入搬出装置を付帯していることから、NCレーザープレス複合機2台が72時間連続稼働が可能。ACIES:全自動金型装置搭載。EML:材料5×10対応。
5.曲げ
NTベンダー6台、汎用ベンダー3台、2018年9月、HDS1003ATC(全自動金型交換装置付)導入し、新規の垂直立ち上げに効果を発揮しています。
6.溶接
SUS/鉄/AL/チタン等専門級の溶接資格者が多数在籍。TIG/MIG/ファイバーレーザー/YAGレーザー/テーブルスポット/スポット溶接等多数保有。
7.塗装
2014年より塗装スタート。お客様には、環境/品質/コスト/生産性の観点から、溶剤塗装から粉体塗装へ切り替えるご提案を行っています。(前処理:リン酸亜鉛。)
8.洗浄
お客様からのご要望にお応えして、2018年6月より、SUS部品の超音波洗浄をスタートしました。半導体関連製品の洗浄クラス向上に貢献しています。
9.組立前部材ピッキング
組立計画に合わせ、製品単位で調達品(購入品・外注品)をピッキングし、組立工程での品質と生産性を両立させる対策を取っています。
10.組立
組立エリアは、溶接エリアとビニールカーテンで仕切られており、半導体製造装置や計測機器等の洗浄度が求められる製品については、簡易クリーンブース内で組立を行っています。

筐体製造エンジニアとは、
「心、技、体、協、知、考」の
6つの要素を
バランスよく兼ね備えた人材

筐体製造エンジニアを育てるために、
地元出身比率100%を70%へ。
リーダーたちに、外部の人を受け入れる寛容性を
持たせることからスタートしました。
また、製造業/板金初心者をプロフェッショナルに
育てるための独自の教育システムを導入しました。

「心」
ものづくりを大切にする心 品格 プロ意識
「技」
板金/溶接/塗装/配線組立/検査/洗浄等の技能
「体」
行動継続、集中力と自己管理力
「協」
FOR THE TEAM コミュニケーション能力
「知」
製造技術、工学知識、安全知識
「考」
先を読み、自らどう動くべきか考える力

企業グローカル化
サポート事業

2008年経済産業省「若者と中小企業のネットワーク構築事業」に採択され、中小製造業の雇用と若者達のミスマッチを解決するためのものづくり人材育成事業を展開してきた株式会社きらりと、1947年創業の精密板金筐体の専門メーカーで、他社に先駆けて海外高度人材の独自の発掘ルートを構築し、雇用から育成定着までの実績を重ねてきた株式会社二ノ宮製作所が連携し、とことん中小企業に寄り添った視点での『企業グローカル化サポート事業』をスタートしました。日本のものづくりに興味を持つ若手海外エンジニアと、将来の製造中核人材となる20代から30代前半の若手技術者を採用したいと考えている企業をつなげ、日本の強いものづくり現場力の維持・発展と海外エンジニアにとって日本の中小製造業が魅力的な舞台となるよう新規事業に取り組んでいます。